奇跡講座とは

奇跡講座はヘレン・シャックマンとウイリアム(ビル)・セットフォードというNY州コロンビア大学医学部医療の心理学者たちによってもたらされました。   

1960年代後半から7年間にわたって、イエスと名乗る存在からの口述をヘレンが聞き取り、つまりは今で言うところのチャネリングを通して書きとめたものをビルがタイプして完成しました。ACIM(*以下参照)は、多くの欧米人に馴染み深いキリスト教用語を使用しつつ、東洋思想であるノンデュアリティな概念をベースに真理を学ぶ、西洋と東洋の精神世界の架け橋的な役目も担っている本質的な書物です。

ACIM*について

オリジナルである英語版「A Course In Miracles」が日本語に翻訳され「奇跡講座」又は「奇跡のコース」として出版されています。奇跡講座、及び奇跡のコースは翻訳者が違うだけで、基本的に同じものです。欧米では英語のタイトルである「A Course In Miracles」の頭文字を取った「ACIM」という略語で親しまれており、こちらのサイト内でも「奇跡講座」や「ACIM」というワードを用いています。

 

ACIMとのご縁

遡ること数十年も前のこと、通勤電車の吊革越しに「奇跡の学習コース※」の広告がよく目に入ってきていたことを思い出します。「あなたが望むものがすべて手に入る」的なフレーズだったと思います。若かりし当時は、そんなうまいことがあるかしら、と電車に揺られながら思っていましたが、私の人生において「ゆるしのレッスン」があり、このような形でACIMにご縁があるとは思いもしませんでした。 

祖母は、亡くなった祖父の仏壇の前で毎朝お経を唱えていましたが、宗教とは無縁の環境で育ちました。進学先がミッション系の大学でしたので、キリスト教に多少のご縁はありましたが、殆どの学生と同じく必須科目であったキリスト教学の授業には無関心だったこともあり、ACIMで使われている用語を学び直しました。

※当時はまだ「奇跡講座」が出版されていませんでした。

 

奇跡のエッセンスYURUSHI

奇跡講座の根本は「ゆるし」であり、同時進行で「真の自己とは何か」が学べるように構成されています。普遍なる真理をベースに私たちの思考体系を心理学を用いて紐解きながら訂正していく、スピリチュアリティと心理学が上手に統合されている自学自習の書です。

当サイトのレッスンでは、奇跡講座の概念をベースとしたコンテンツをメインに、マインドフルネス、ノンデュアリティ(非二元)やワンネスについての考察をお伝えしていきます。フェーズ毎の事前アンケートに答えていくことで、段階を追ってそれぞれの要所が学べる様に構成されています。

 

統合のカリキュラム

60年代に刊行された奇跡講座は現在でも世界中の人々に学ばれ続けています。欧米の著名なスピリチュアルリーダー、ライフコーチ、ティーチャーやヒーラーは必ず一読しているスピリチュアルの古典であり、「ゆるしのレッスン」は統合の必須カリキュラムであると言われています。

著名人一例:

エックハルトトール、ニール Dウォルシュ、アランコーエン、ウエイン W ダイアー、マーシャルローゼンバーグ